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テオ・金丸のブログ

頭の悪い人がお送りする愉快なブログ

クソおもろい『自主制作アニメ』を6本紹介

どうもこんばんは。テオ・金丸です。

早速ですがみなさんは、自主制作アニメというものをご存知ですか?

 

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自主制作アニメとは、個人、もしくは集団によって作成された非商業作品群のことを言います。

大学で作ったやつとか、趣味で作られたやつとか、作者自ら声をあててるやつとか、様々。

「いや素人が作った作品なんて知らんし俺はけものフレンズ見るわ」って人、ちょっと待ってください。ジャパリパークへはまだ行かないで。

これがクソおもろいんです。

 

各クリエイターたちの個性あふれる作風に加え、短いのでサクサク見れる丁度いい尺、そして見るのが追い付かないほど膨大な作品数。

ひとたび名作に出会えれば、「ここに才能があった!」と金のたまごを発見した映画監督のような気分にも浸れます。

ずらっと並んだサムネイルを見ているだけでも満足…えっ?

これクリックしたら再生できんの?マジで?ほんとに?ハメてない?

うわ~~~~~!!本当に動いた~~~~~!!!!!幸せすぎて死ぬ~~~~~~~!!!!!!抱いて~~~~~~!!!

 

 

…という感じで、語ればキリがないほど最高なんですよね。

そんな最高な自主制作アニメの世界をみなさんに知ってもらう為、本日はわたくしテオ・金丸が一肌脱ぎます。

題して、

 

クソおもろい自主制作アニメ6選!!

 

1.『BoNES

www.youtube.com

 

shinsakuhidakaさんによるこちらの作品。

特筆すべきは、その発想の秀逸さです。

表情も何もないドクロと、電子レンジだけ置かれている広大な空間というとんでもなくシュールな状況から話が始まります。

開始早々、観ている人は「何がはじまるんだ…」と固唾を呑んでこのドクロの一挙一動を見守ることになります。

こいつに何か意思があるのか…ここはどこなのか…あの電子レンジは何なのか…。

ラストに近づくにつれて、その無謀とも思える伏線がバンバン回収されていき、最後は妙に腑に落ちる感覚を得られるでしょう。

 

個人的にスゴイと思うのは、このドクロのキャラクター性。

単なる人の骨格のクセに、すごく表情豊かなんです。いやほんとに。バカにしてるんじゃなくて。

挙動ひとつひとつに愛嬌があふれていて、思わず食い入るように画面を見てしまいます。

あと、ボイスもBGMも無く効果音(SE)のみなので、テンポが良くて実に心地良い。

効果音自体も耳障りがよく、クセになりそうです。

もう一回見よう…もう一回見よう…を繰り返していたら余裕で753周くらいしそう。

そんな中毒性を孕んだ作品です。

 

2.「KUROKO」

www.youtube.com

 

金沢美術工芸大学 視覚デザイン専攻卒業生らによる作品。

丸みのあるキャラクターたちが元気よく動き回り、せっせとやるべきことを成していくその様に、心の底から癒されます。

よく見ると、全身タイツを着こんだ8等身のネコみたいなキャラなので、クソ前衛的ですけどね。

冒頭でどんな話か察しがつくので、非常にシンプルで分かりやすい。

この「KUROKO」はあなた自身。あなたも毎日、誰かの役に立っている…そんなメッセージ性の込められた作品です。

 

姿形は全く一緒な「KUROKO」ですが、それぞれに性格が充てられていて、ぜんぜん機械的な印象を受けません。こりゃスゴイ。

個人的には、トーストを焼く係のKUROKOで笑いました。これ割と職人技だと思う。

あと、JAPAN Regional Awardsというなんかすごいやつの最優秀賞を受賞してるらしいです。ヤッバ。

 

3.「森の安藤」

www.youtube.com

 

谷口崇さんによるこちらの作品。ご存知の方も居るのではないでしょうか。

作画からボイスまで、製作はすべて谷口さん1人

しかもボイスに至ってはほとんど使い分けしないため、どのキャラも声が同じです。クソ笑える。

トーリーはあるようで無く、ただただクセの塊のようなキャラクターと、谷口さん迫真の1人ボイスを楽しむ作品です。

 

笑える人と、笑えない人が大きく二分化する作品だと思います。ちなみにわたくしはハチとクマのやりとりで爆笑しました。

谷口崇さんはこの他にもシュールなアニメをたくさん製作しているので、興味が湧いたら調べて見てください。

休日が一日中つぶれます。マジで。 

【むっちり村】公式ホームページ 〜森の安藤・おしり前マン・むきだしの光子など〜

 

4.「砲弾少女ザゼル」

www.youtube.com

 

遠い未来の先進都市で、「人間砲弾大会」と呼ばれる大会が開かれている。

参加者は発射台にある大砲から発射され、街の空高くに浮いているゴールを最高の栄誉を求めて競い合う。

砲台のメンテ工房にて、技師のザゼルはこの大会に参加したいと子供の頃から夢見ていた。 想定外の出来事により、彼女は参加者の一人と間違われて大会に参加させられてしまう。

経験も装備もなしに、彼女は夢を叶え、ゴールにたどり着くことが出来るのか?

 ※Youtubeの動画説明欄より抜粋

 

こちらは国境を越えた先、台湾にあるリバーレススタジオさんの作品です。

世界にはたくさんの才能があふれているんすね〜。

 

話の大筋はもう説明文そのまま引用しちゃったので、個人的に素晴らしいと思ったところを書きます。

 

まずは、絵がカワイイ。かといって日本で指すところの萌え系かというとそうでもない。

ここらへんが、日本と違っていて非常に新鮮で面白い。

次に、動きがカワイイ。なんていうか、初期のディズニー作品みたいな動きというか、漫画的な表現を多分に含んでいて、見ていて実に楽しいです。

あとはキャラクターの表情も素敵です。喜怒哀楽が非常に分かりやすい。デフォルメを上手に使いこなしていて、すごい才能だなと感動しました。

とにかく一貫して「カワイイ」作品です。女性がデザインしたのかな?

「人間砲弾大会」というヤクザの脅し文句か、そうでなければイッテQ!で宮川大輔が参加してそうな祭りのような発想も好きです。

 

5.「ひとりだけの部屋」

www.youtube.com

 

enu330さんによるこちらの作品。

圧巻の世界観。まるで本当にこの世界に入り込んでしまったかのような、異常な没入感を味わえます。

そしてとても深いメッセージ性。 なにかを必死に、真摯に伝えようとしているからこその、妙な不気味さ、静けさ。

 

ゴチャゴチャした機械類は、確かに金属の質感を感じるのに、どこか生物的です。

色使いもカラフルなのにどこか無機質で、世界観の構築に一役買っています。

 

視聴の際は、全画面・イヤホン推奨。没入感がより増します。

あとは、なんとなく夜中の2時とかに見ることをオススメします。頭が少しずつイカれてきて、眠れなくなるので。(責任は取らない)

 

また、enu330さんはこの他にもたくさん自主制作アニメを作っているので、是非チャンネルの方も覗いてみてください。 → enu330 - YouTube

 

6.「Junk Head」

www.youtube.com

 

最後は、YAMIKEN HORIさんによる、30分におよぶ大作をご紹介します。

これまでの自主制作アニメとは違い、この作品ではセットを自作し、コマ撮りによって製作されています。

「ハァ〜?コマ撮り〜?原始的な手法じゃん」とか思ってませんか?思ってますよね?ナメてませんか?

 

この作品、正直に言うと、そこらへんの映画よりも、よっぽど面白いです

制作期間はなんと4年。うそやろ?30分の為に大学生活すべて賭けるくらいの情熱?

すごすぎて言葉が出ねえよ。

 

まず、セットの作込み。これが半端じゃない。エグすぎ。

鉄であれ布であれ、本物だからこその鬼気迫るリアリティを感じられます。

キャラクターも非常に魅力的。カワイイやつだったり、すげぇキモいのだったり、いろんなのが登場します。

そんで動きね。これたぶんYAMIKENさん嘘ついてる。これコマ撮りじゃないと思う。そのぐらい滑らかに動く。どんだけ細かくフレーム切ったの?ってくらい。頭下がります。

 

次にストーリー。これほんと最高。わたくしの大好きなジャンル。終末SF

本当にクソおもろい作品なので、ネタバレは控えておきます。あらすじも書きません。

視聴の際は、もちろん全画面・イヤホン推奨。この退廃的な世界にどっぷり浸かって、翌日は会社や学校を休みましょう。

 

ちなみに、今年2017年、ついにその完全版ともいえる長編映画「Junk Head」が完成するそうです。 → YAMIKEN SITE

6/25、秋葉原UDXシアターにて先行上映が決定!だそうです!!見に行こうぜ!!わたくしは行けないけど!!UDXシアターってどこ?カッペだからわかんねぇ!!

 

いかがでしたか?

さて、大変長い記事になりましたが、いかがでしたでしょうか。

あふれ出る書きたい欲を記事にブチ込んだらこんなになってました。

 

今回は厳選した6つのみのご紹介でしたが、Youtubeニコニコ動画にはもっとたくさんの作品が投稿されています。

中には、素晴らしい作品なのに再生数が10,000以下のものも。

あるコンテンツの言葉を借りていうなら、まさに「もっと評価されるべき」といったところでしょう。

 

普通のアニメにも飽きたし、GWも終わって暇だしという方は、ぜひこの機会に自主制作アニメにのめりこんでみましょう。

思いもよらなかった世界が、ここにはあります。