テオ・金丸のブログ

真っ赤なベスパを乗り回す、顔真っ青な人のブログ

【肺に穴】気胸を患ってクソ苦しんだ話 - 前編

どうもこんにちは。テオ・金丸です。

せっかくこんなクソみてえなブログにはてブをくれる方、読者登録してくれる方が居るというのに、ろくに更新もできずにすみませんでした。

いろいろあったんです。ここんとこ不幸続きでね。

今日はそのことを書いて弁明し、あわよくばお金とかもらおうと思います。

 

 

肺に穴が開きました

実はわたくし、気胸を患ってしばらく入院しておりました。

気胸 - Wikipedia

この病気を簡単に言い表すならば、「肺に穴が開いて片方の肺がつぶれる」というもの。

それほど珍しい病気でも無く、痩せ型の人に多く見られる病気らしいです。

現に、わたくしの友達でも2人ほど罹ってる人を見たことがあります。

しかし聞いたことあるのと実際発症したのとでは大違い。

発症に至る経緯を前編入院期間中を後編として、何があったかを書いてみようと思います。

 

1 - 発症

その日、わたくしは普通に起きて、普通に出勤しようと車に乗り込みました。

愛犬と嫁の見送りを済ませ、空いてる道路を走ること15分。

いつも通り会社に到着したわたくしは、なんだか息がしづらいことに気づきました。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「…あれ?…わたくしの肺活量ってこんなだったっけ?」

 

その時はさほど気にも留めませんでしたが、時間を追うごとに症状は重くなっていきます。

しかし「放っておけば治るやろ」の精神でそのまま現場へ向かうわたくし。

車内でドンドン症状が悪化していきます。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「ウーン…治らん…息苦しい…これはヤバいかもしれん…」

 

このときの私は、大きく息を吸い込むことが出来ず、犬みたいに「ヘッヘッヘッ」と細かく息をすることしかできなくなっていました。

まぁ当然ですよね。この時点で肺は終わってるわけだし。

 

現場に到着してしばし談笑。症状はドンドン悪化。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「ハァッ…ハッ…もうこれは…アカンやつ…や」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(先輩に向けて)すいません、病院…行ってきていい…ッスか?」

 

息が続かないため、変に途切れ途切れになりながらも先輩にそう伝えるわたくし。

生粋のアウトローである彼も状況を察したのか、

「お前朝から辛そうやんな、行ってこいや、送ってやろうか?」

とクソ男前なことを言ってくれましたが、普通に嫁に電話して迎えに来てもらいました。

 

この嫁を待つまでの間が、症状のピークでした。

肺が片方しか機能してないわけですから息が大きく吸えず、かつ吸い込んだ空気は胸に溜まるので息苦しい。

溜まった空気を吐ききりたいけど、そもそも肺の外に出てる空気だからそれは無理。苦しい。死ぬ。目まいしてきた。助けて。もういっそ殺して。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「ちょっと待ってや…まだ世界一周とかしてないんに死ぬの嫌や…」

 

待つこと数分で嫁登場。もはや歩くのも困難でしたがなんとか車に乗り込み、近くの病院へレッツゴーしました。

 

2 - 発覚

病院へやってきたわたくしは、窓口で症状を告げ検査を受けました。

CT、心電図、レントゲンと3つほど項目があった気がします。

病院に来たこともあって少し落ち着いたわたくしは、「これってもしかして噂に聞く気胸ってやつかな」と考えていました。

正直罹ってる友達は慣れっこだぜみたいな雰囲気を出していたので、ナメくさっていました。

こんなしんどいものだとは思わなかった。

 

検査の結果が出た後、医者に呼ばれて嫁と一緒に診察室に入るわたくし。

半ニヤけ顔の医師が座るか座らないかのタイミングで切り出しました。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「肺に穴開いてたよ。ほらこれ。左の肺こんなに小さくてワロタ」

 

レントゲン写真を見せながらそう話す医者。

正直なんのこっちゃ分かりません。医者っていつもそうだよ。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「痩せ型の人に多いんだよねぇ~。肺気胸

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「ハハッ」

 

想像通りの病名に少し笑うわたくし。

相変わらず半ニヤけの医者。

そしてここで予想外の展開。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909225201p:plain「えぇ…何でぇ~~!?

 

なぜか本人よりもビビり、メッチャ泣き始める我が嫁。

普段は泣く素振りすら見せない彼女が号泣する姿を見て、面喰らう金丸。

なぐさめる看護婦。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「イヤ…まぁ…その…、死ぬヤツじゃないから…」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「ナオトとかも2回くらい罹ってるヤツだから…心配ないから…」

 

号泣する嫁をなだめようと話しかける金丸。

なぜわたくしが自分の病気をフォローしてるんだ。

なぜなんだ。

 

3 - 施術

それから手続きを踏み、施術を受けることに。

肋骨の間に1cm程度切れ込みを入れ、そこからチューブをブッ込んで機械と接続し、溜まった空気を抜くという方法。

思ってたより簡単、これなら即日退院かもn…ん?

 

 

ちょっと待ってほしい。

 

「1cm程度切れ込みを入れ」って何?

「チューブをブッ込む」って何?

メス使うの?

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「えっ、麻酔使いますよね?」

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「当然です」

 

このあたりからメチャクチャビビりはじめるわたくし。

何しろ痛いのは大の苦手。身体にメスを入れるのも初めて。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「嫌や!全身麻酔頼むって!ほんと嫌やぁ~怖い~助けてくれ~」

f:id:theo_kanemaru:20170909225201p:plain「何が怖いん?シュッとしてパパッと終わりやろ」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「その考え方欲しい」

 

女性は痛みに強いと聞きますが、嫁は全然びびってなくて驚きました。さっきはクソ泣いてたのに。

 

そうこうしているうちに呼ばれ、まずは採血。

このとき、あまりにも精神的にやられていたためか、いつもは起こすはずのない貧血を起こしてストレッチャーに寝かされる羽目に。

汗をダラダラ流しながら目を瞑り、「寝てる間に施術終わんねぇかな」とか考えていました。

終わるわけない。

 

そして運命の時がやってきました。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「じゃあよろしく頼みます」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「エッ、あの全身麻酔ですか?」

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「(何言ってんだコイツ)局部だよ」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(もうダメや。楽しい人生だった。死にます)」

 

施術を行う場所はドラマとかでよく見る手術室ではなく、簡単な設備だけ用意されてる「副手術室」みたいなところで行われました。

まず寝台に横向けに寝かされ、マジックで切る場所をマーキングされます。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(うわ冷てっ、えっ、そんなに引く?1cmじゃなくて?)」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(えっなに?これ今なにしてんの?)」

 

マーキングが終わると、入念に消毒され、ペット用のおしっこシーツみたいなのが敷かれます。

それを見たときは本当に泣きそうでしたね。「あぁ、血ィ出るんやな」って思ってね。泣きそうでした。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(なぜわたくしがこんな目に合わないといけないんy…痛ってぇ!!)」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(は!?麻酔?これ麻酔!?痛い痛いって!!どんだけ刺すんやオイやめろや!!)」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(からの~…すぐメス!?あれなんか冷たいぞ麻酔効いてるのこれ)」

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「…あれ?もしかして痛い?」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「ウ~ン…?ちょっと痛いです」

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「すまんな」 ブスッ

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(は?麻酔おかわり?!からの~…メスや!今おそらく切られてる最中)」

 

このときはただひたすら目を瞑って右手をポケットの中に突っ込み、ふとももをつねっていました。

左手は挙げておいてくれと言われたので、ガッツポーズみたいな体制で施術を受けてたことになります。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(切り終わった?良かった、あんまり痛くなかっt)」

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「ヨシッ」 ズボ

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(?!??!!?!!!!?!?)」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「(チューブ入ったぁあああああああぁあああぁ!!!!!!!!!!!!)」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「エッ、なんかその、背中痛いんですけど」

f:id:theo_kanemaru:20170909224602p:plain「あぁ、チューブ当たってんのね。大丈夫」

 

チューブ入れるとき、リアルに「ズボ」って音しましたからね。マジビビった。

そのあとは、なんか傷口をチョコチョコ触り、チューブと機械を接続して終了。

レントゲンを撮り、なぜか「自分で歩いて」嫁の元まで行きました。

 

f:id:theo_kanemaru:20170909225201p:plain「エッ、歩いとる。どうやった?」

f:id:theo_kanemaru:20170909221031j:plain「とりあえず寝たい」

 

無事、施術を終えたわたくし。

次、後編では入院期間中にあったこと+αを書きます。

 

ではまたね!